就職活動について
就活を始めようと思いますが、何から始めればいいのでしょうか?
就活とは、就職をするために3年生から4年生にかけての職業に就くための活動のことを言います。
■就職活動の流れについて
まずは、大学の就職センターに足を運ぶことをオススメします。専門の就職アドバイザーが、これからの就活をどのように進めたらよいか相談にのってくれますし、就職イベントや求人情報を得ることができます。
続いて、就活サイトへ登録も大切です。
就活サイトには新卒の学生を募集している企業の情報・選考日程が随時掲載され、企業への応募(エントリー)もここから行うことができます。
情報をいち早くキャッチするためにも、是非りゅうナビサイトを活用してみてください!
就職活動ってどのような流れで行うのでしょうか?
就職活動のやり方・進め方に正解はありません。一般的な進め方について紹介します。
○新卒サイトへ登録して情報収集を行います
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○インターンシップなどへ積極的に参加しましょう
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○合説に参加して企業研究、情報収集を行います
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○気になった企業へプレエントリー(資料請求)
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○企業独自の説明会などに参加・エントリー
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○選考(筆記試験・書類選考・面接)
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○内定!
書類選考が始まると同時に、Webテスト、筆記試験も本格的に増えていきます。
その後の面接に合格すれば、晴れて内々定となります!
インターンシップや説明会のエントリーには締め切りもあるので、早めに動いておいたほうが良いでしょう。
就職活動って、どこに相談したらいいですか?
就職活動の相談先(就職相談機関)は実は沢山あるんです。
主な相談機関がこちら!
①学校の就職支援課(キャリアセンター)
一番身近にあり、多くの方が利用していると思います。就職支援課では、悩み相談にのってくれるほか、ES(エントリーシート)の添削や面接練習をしてくれる場合もあります。
就職支援課で掲示しているポスターやチラシ、企業案内やパンフレットも必見です!
②沖縄県キャリアセンター
15歳から40代前半までの就職支援を主な目的とした沖縄県の関係機関です。
就職相談やセミナー等を開催し、就職活動を支援しています。
③ハローワーク
在学中の学生さんの就活や、卒業後・中退後3年以内で就活中の方を支援する「新卒応援ハローワーク」という機関があります。
応募書類の添削や面接練習などをマンツーマンでサポート、ビジネスマナーやグループ面接対策などのセミナー等、様々な支援を行っています。
④りっか沖縄UIターン
県外にお住まいの方で、沖縄での就職をお考えの方はこちらもオススメ‼
沖縄で働きたい方を対象に求人情報の提供や求職相談、マッチング支援を行っています。
「地元に帰りたい!」「沖縄で暮らしてみたい」「検討中だけど・・」等でも大丈夫です。どなたで気軽にご相談できます。
これらの相談機関は無料で利用できますので、ぜひ活用してみてください。
また、自分のことをよく知っている家族や友人、学校の先輩等、悩みを相談することで気持ちが軽くなり、就職活動へのモチベーションへつながるかもしれません。いろんな方に相談しながら就職活動に取り組んでいきましょう。
インターンシップは重要ですか?
インターンシップとは「職業体験」のことで、5日~2週間程度、実際に企業で働くことを指します。
最近ではインターンシップを通してより早い段階で企業と接点を持つことができ、そのまま採用につながることがあるため、就活する上でとても重要な位置づけとなっています。
夏休み期間に行われるサマーインターンシップなどを活用し、学業と両立しながら積極的に就職活動を進めていきましょう。
インターンシップに参加することで・・・
・業界研究ができる
・企業HPではわからない雰囲気が味わえる
・社会人としてのマナーが学べる
・就活仲間ができる
・就活本番の対策をイメージしやすい
・残りの学生生活ですべきことが見えてくる
といったメリットがあります。
さらに、実際に社会に出た時のギャップが少なくなり、内定後の早期離職を防ぐことにもつながります。
採用担当者に対して積極的に就職活動をしているアピールにもなるので、就活を有利に進めることができます。
インターンシップのルール変更により何が変わったのですか?
2022年4月に経団連による協議会の中で就活ルールの見直しがあり、25卒就活生からインターンシップが採用に直結するようルールが変更となりました。
これまで企業や大学が主催していたプログラムが4タイプに分けられ、「インターンシップ」の名称を使用するには一定の条件を満たすことが求められるようになりました。
また、これまではインターンシップで取得した学生の個人情報は広報活動や採用選考活動に使用できませんでしたが、これからは一定の条件下で認められることになりました。
4つのタイプは以下の通りです。
①オープンカンパニー【対象:学部生・大学院生(学年問わず)】
業界や企業に関する情報提供が行われ、就活生の業界・企業理解、仕事理解に繋がるプログラム
企業説明会や職場見学などが含まれます。
②キャリア教育【対象:学部生(学年問わず)】
主に大学1、2年生を対象に「働くとはどういくことか」といったことを考えるプログラム
③汎用的能力・専門活用型インターンシップ【対象:大学3年生・修士1年生】
その仕事に就く能力が自らに備わっているのかを見極めるプログラム
④高度専門型インターンシップ【対象:修士課程・博士課程の学生】
自らの専門性を実践で活かし、向上させるプログラム
①・②で得た学生の情報は企業が採用に活用することはできません。
今回のルールの見直しで「採用に活用しても良い」とされたのが、「インターンシップ」の名前がついた
③・④のプログラムです。
③・④のプログラムでは、能力を見極めるために最低5日以上、専門性を重視するのであれば2週間以上の期間実施する必要があり、参加期間の半分を超える日数の就業体験が必須です。
さらに、現場の社員が指導した上でフィードバックをする必要があったり、大学の長期休暇などを実施期間とする、などの要件が課されていたりします。
ただ、企業がインターンシップで得た情報を採用活動に活用できるのは「卒業年次前年の3月1日の採用広報解禁日以降」、採用選考に関しては卒業年次の6月1日の採用選考解禁以降で、「1次選考を免除」といった措置をとることができるようになります。
今まで以上に実務体験が多く取り入れられ、社員のフィードバックも得られるなど質の高い体験ができるようになったインターンシップ。
自分に合っている企業なのかを見極める機会として、積極的に参加しましょう。
どのような企業を選べばいいか分かりません。企業選びのポイントはありますか?
働く上で大切にしたいことはなにかを考えてみましょう。
大切にしたいことが明確になると、「どのような企業働きたいか」が見えてくると思います。
事業内容や仕事内容、待遇や企業の雰囲気など一人一人譲れない大切なものがあるはずです。
この大切なものが「企業選びの基準」となります。
企業選びの基準を決めた後は、その基準を満たす企業の情報を集めて比較します。
インターンシップや企業研究会に積極的に参加して、いろんな企業を見ることをオススメします。
また国や沖縄県では、雇用環境の改善に取り組んでいる企業へ認証・認定制度を設けています。
各認証・認定制度を確認し、企業を選ぶ際の基準にするのもポイントの一つです。
認証・認定制度(マーク)とは何ですか?
国や沖縄県では、雇用環境の改善に取り組んでいる企業へ認証・認定制度を設けています。
各制度の内容を確認し、企業を選ぶ際の基準にすることもオススメです。
※各認証・認定を受けた沖縄県内の企業一覧をURLにて添付しています。ぜひご覧ください。
★くるみん認定(厚生労働省)
子育てサポート企業として厚生労働大臣の認定を受けた企業
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/jisedai/kijuntekigou/index.html
★ユースエール認定(厚生労働省)
若者の採用・育成に積極的で雇用管理の優良な認定企業(離職率・残業・有給取得率)
https://jsite.mhlw.go.jp/okinawa-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/shokugyou_shoukai/hourei_seido/_122133_20.html
★えるぼし認定(厚生労働省)
女性の活躍推進に関する状況が特に優良な事業所
https://jsite.mhlw.go.jp/okinawa-roudoukyoku/newpage_00324.html
★ワークライフバランス認証(沖縄県)
従業員の仕事と生活の調和を実現するための多様な働き方の整備に積極的に取り組んでいる企業
https://www.pref.okinawa.jp/shigoto/koyorodo/1012030/1012039/1003421/1003422.html
★人材育成企業認証制度(沖縄県)
従業員が働きがいを感じ、スキルアップとキャリア形成を行うことができる人材育成に優れた企業
https://okinawa-jinzai-ninshou.jp/list_companies/
★所得向上応援企業認証制度(沖縄県)
企業所得を従業員に還元し、給与所得向上などについて積極的に取り組む企業
https://www.shotokukojo.okinawa/members/
自己分析とは?
自己分析とは「自分の将来の夢、夢の実現に向かって何をしてきたか?」「長所・短所は?」を自分自身と向き合い、考えることです。
自己分析の目的は、しっかりとしたエントリーシートの作成、面接で筋の通った話をすることです。 就活では「夢を持ち、夢の実現のためにこの会社を選んだ」という人が人事担当者の目に留まります。
また、自己分析をすることで自分が体験してきたことを見つめなおすきっかけになり、その体験が活かせる企業であれば活躍できるかもしれないという期待ができます。
自己分析はWEBテストの適性検査でも役立ちますので、しっかりと取り組みましょう!
自己分析って実際どんなことをしたらいいのでしょうか?
自己分析において、以下の順で分析することをお勧めします!
・将来の夢
・学生時代頑張ったこと
・長所、短所
将来の夢は、「就職活動の軸」につながります。就活の軸を持っていれば、 学生時代に頑張ったことや長所、短所などの項目をしっかり書くことができます。
将来の夢(就職活動の軸)を考えたら次に、学生時代頑張ったことを思い出しましょう。 毎日の勉強を頑張った、コミュニケーション能力を高めた、部活動を通して精神力を鍛えた、など様々だと思います。
打ち込んだ経験を通して、夢中になったことがやりたいことや志望動機のヒントになるかもしれません。もし頑張ったことが思いつかないようでしたら、今からでも頑張りましょう!
そして、長所と短所についての考え方ですが、
長所:備わっている性格
短所:備わっていない性格
と考えてみましょう。世間一般で長所、短所だと思われることを書けばいいのではなく、自分の将来の夢を実現するために必要な性格として捉えてみましょう♪
自己分析をしても自分の長所(強み)が見つかりません。どうすればよいですか?またどのような考えで臨めばいいのでしょうか?
「自分の長所が分からない。。」
そんな時は、信頼できる友人や両親、先生、先輩、周りの人に聞いてみましょう。あなたの良いところに周りの人は気づいているかもしれません。また、過去の経験の中で、問題が発生した時どう解決したかが長所のヒントになることもあります。
あなたの長所を、具体的なエピソードと交えて表現できるようになることが大事です。
また、自分には長所(強み)があると信じることも大事なことです。長所(強み)とは、特別な才能があるとイメージしている人が多いのではないでしょうか?就活での強みとは、自分の個性や特徴を指しています。他者と比較して優れている能力ではなく、また一番である必要もありません。
短所に目が行きがちな人は、短所を生かせるシチュエーションを考えれば長所を見つけやすいでしょう。
例えば、「飽きやすい」という短所がある人は、「様々なことに好奇心がある」という長所に言い換えることができます。
自己分析をする際は、「他者の視点」が必要になります。自己満足で終わらせないように注意しましょう。
「プレエントリー」と「エントリー」の違いはなんですか?
プレエントリーとエントリーの違いは、選考に参加しているか、していないかです。
どちらも企業に対して「意思表示」することで、細かい違いは次の通りです。
●プレエントリー:興味がある旨の申し出
興味を持っている意思を企業に伝えるだけのもので、本選考に進むための応募にはなりません。
まだ受けるかわからないけれど「貴社に興味があるので情報をください」という意味です。
その企業の情報を手に入れるのが目的となります。
●エントリー:求人への申し込み
エントリーは求人への申し込み、すなわち本選考への応募を表します。
企業にエントリーシートを送り、筆記試験やWEBテストを受験することです。
企業側に学生情報が開示され、選考に進むため必要な個人情報を提供するのが目的となります。
迷った時は、積極的にプレエントリーしてみましょう。
そうすることで、多くの企業から採用に関する情報が手に入り、比較することで選択肢が広がります。
エントリーシートはどこで入手できますか?
エントリーシートの入手方法は、主に下記が挙げられます。
①企業のホームページや新卒サイトから入手する。
②合同説明会などでもらう企業パンフレットに同封されている。
③会社説明会で配布される。
また、エントリーシートの提出期限も確認しておきましょう。提出方法も企業によって異なります。もし、エントリーシート提出が郵送指定されている企業であれば、実際に企業に届くまでの日数を確認しておきましょう。 気になっている企業があれば、なるべく早めにエントリーシートを入手することをお勧めします。
履歴書とエントリーシートの違いはなんですか?
●履歴書
履歴書に記入する項目は、主に名前、住所、学歴、資格や免許等です。
今まで学んだことや取得したものといった過去の自分の経歴が中心となり、これまで自分がどう過ごしてきたかを表現できます。
具体的には氏名、年齢、学歴、資格や免許などです。
採用後には公的書類となります。
●エントリーシート
志望動機、入社してやりたいこと、○年後に自分がどうなっていたいか(入社後のキャリア)等の質問が中心となり、これから自分がどうしていきたいかを表現できます。
エントリーシートは、企業に対して自分の魅力や熱意を伝えるために使用するものです。
つまり、「入社後、どれだけ企業に貢献できるか」をアピールするための書類と言えます。
選考時に重要視されるのはエントリーシートです。
しかし、エントリーシートの内容を補足する役割が履歴書になるのでそれぞれの書類の役割を考え、意識的に書き分けることを心がけましょう。
【履歴書とエントリーシートに記載するときの注意点】
・誤字脱字
・修正液、修正ペン、消せるボールペンの使用不可
・応募先に合った内容を心掛ける
企業の採用情報(募集要項)って何を見たらいいですか?
採用情報には企業を判断するための大切な情報が沢山書かれています。
全て確認すべき項目ですが、特に確認しておきたい項目があります。
●業種・職種
「業種」とは、企業が行っている事業や企業が属している業界を指します。例えば、「食品」「IT」「金融」などがあります。
「職種」とは、仕事の種類を指します。「営業」「経理」「広報」「人事」「開発」など、仕事の内容に応じた分類です。
●給与
記載されている金額は税金などが引かれていない状態の金額です。
所得税や保険料等、記載されている金額の20%ぐらいが引かれた金額が手取りとして受け取れます。
賞与の有無は企業によって異なります。
●休日
休みの制度には「完全週休2日制」と「週休2日制」があります。
言葉は似ていますが、内容が全く変わってくるためしっかり意味を理解しておきましょう。
●年間休日数
企業や業種によって変動はありますが、休みをしっかり確保したいのであれば120日以上を目安にするとよいでしょう。
●福利厚生
特に「社会保険」の有無は必ず確認してください。
主な社会保険は以下の4つになります。
「雇用保険」「労災保険」「厚生年金保険」「健康保険」
●雇用形態
基本的に「正社員」で企業を探しますが、誤って正社員ではない求人を選んでしまうと、社会保険等の条件が変わってくるので必ず確認しておきましょう。
採用情報に記載されている項目は全て大切なものなので、必ず全部に目を通してください。
「給与だけ見ればいい」「休みだけを見る」という理由から採用情報をしっかり見なければ、入社後のミスマッチに繋がりかねません。
そうならないためにも、事前に知れる情報は全て知っておくことが大切です。
また、採用情報だけで判断するのではなく、企業の雰囲気を自分の目で見ることも重要です。
業界研究会や就職説明会、インターンシップ等に参加し、採用情報では見れない企業の雰囲気を肌で感じてください。
「完全週休2日制」と「週休2日制」の違いは何ですか?
休みの制度には「完全週休2日制」と「週休2日制」があります。
【完全週休2日制】
完全週休2日制は、毎週“必ず”2日休みがある制度です。
この2日は土日だとは限らず、平日の可能性もあります。
企業によって異なりますが、必ず週2日の休みは確保されています。
【週休2日制】
週休2日制は、1ヵ月の間に週2日の休みがある週が1回以上ある制度です。
必ず週2日休みが確保されているわけではなく、時には週1しか休みがないこともありえます。
いつ、どのタイミングで週1の休みになるのかは企業によって異なります。
希望する企業がどのような休みの制度を取り入れているのかしっかり確認し、自分にあった働き方を見つけていきましょう。
面接で話す内容はエントリーシートと同様で大丈夫ですか?
面接官はあなたが提出したエントリーシートを元に質問を考えるので、同じ内容で答えても大丈夫です。
面接時間には制限があるので、違う内容を話すことによって面接官に余計な確認作業をさせてしまいます。
ただし、丸暗記はやめましょう。エントリーシートの文章をそのまま話すのではなく、エントリーシートでは伝えきれなかった部分を具体的にわかりやすく話すことが大切です。
話す際は「最初に結論から話す」を意識し、面接官にアピールしましょう。
提出したエントリーシートや履歴書はコピーをとり、自分が何を書いたか読み直し、どう話すか準備をしておいたほうが良いでしょう。
また、エントリーシートに書きたくても入りきらなかったエピソードや伝えたいことがあれば、面接時に是非話してみましょう!
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